昨日はドラフト会議が行われていた様ですね。夜のスポーツニュースで
知りました。
プロ野球に興味を失っているので、新人さんの顔も実力も知りません。
しかし、やっていることは30年前と変わっていないなぁと、感じてい
ます。
私が大学3年の時、一年上に江川卓さんがいました。
六大学野球では、母校を連続優勝に導いてくれたヒーローでした。
その江川さんは、巨人に入ることを熱望していました。が、指名権を獲
得したのは、ライオンズ。(当時はクラウンライターライオンズ)
大学の学生食堂でTV中継を見ていた我々学生も、おおお!とどよめき
江川さんの凍り付いた表情ともに、大きなショックを受けたものでした。
結局、江川さんは「空白の一日」という裏技と、小林投手との因縁のト
レードを経て巨人入団を果たすのですが・・・・
今年のドラフトでも、去年指名を蹴って一年浪人し、ようやく巨人入団
を果たした原監督の甥っ子である菅野投手を見ていると、やはりシステ
ムの欠陥を感じざるを得ません。
高校生が自分の運命を、単なるくじ引きで決められる理不尽さ。
なんとなく、後味が悪い気がするのは、私だけでしょうか。